「あかり」創刊号

2023年12月25日、「あかり」を創刊いたしました。

「あかり俳句会」にご参集いただいた会員の皆様に、心より御礼を申し上げます。

「花あかり集」として、会員の皆様の自選句十句と、エッセイをおひとり様一ページに掲載いたしました。既発表句も可としました。秀吟は再びでも愛でて大切にしたいからです。わたしは、「秀吟のあかり」として、皆様の作品よりそれぞれ一句の鑑賞文を書かせていただきました。

会員様の三句集刊行の御祝特集を組みました。藤岡値衣様『冬の光』、岩上明美様『春北斗』、浅井敏子様『秦野』です。三人は黒田杏子門下で、素晴らしい作品集です。ご好評をお慶び申し上げます。

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年明けに、このサイトへ拙稿を上げようと思っていましたが、思いがけない能登の震災で、その思いが萎えました。

被災された方がたに、心よりお見舞いを申し上げます。

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おかげさまで、小誌には御祝のお手紙をたくさんいただきました。お一人お一人に心より御礼を申し上げます。これからも、皆様からのご指導を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

表紙の題字は、書家の風間敞子氏です。阿部翠竹、石川九楊に師事され、建長寺筆耕を長く勤められました。鎌倉ペンクラブ幹事。宮城道雄記念館理事。日中蘭協会理事。「尚風会」主宰。

表紙の作品は、、髙田正彦氏の型染です。芹沢銈介の内弟子として師事されました。「型染め工房たかだ」を湯河原に開設され、今はご子息の髙田長太氏が継承されています。

表紙デザインはわたし。印刷レイアウトは息子に依頼しました。

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「あかり」創刊に寄せて、

俳人・宮坂静生先生、俳人・片山由美子先生より俳句とエッセイを、エッセイスト・伊藤玄二郎先生よりエッセイを、作家・俳人の眞鍋呉夫先生の書を賜り、掲載させていただきました。

ウクライナの俳人、Ms. Vladyslava Simonova から新作の俳句とエッセイをいただきました。

創刊号をウクライナへ送ったのですが、まだ届いていないようです。「ウクライナへの物資の輸送の隙間に郵便物を入れるので、遅くなります」との郵便局の方の話でした。戦争のゆくえもあり、心配です。 

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