「あかり」Vol.3

2024年のクリスマスに、ようやく「あかり」Vol.3を発行しました。(年二回刊)

詩人の高橋順子先生にエッセイをご寄稿をいただきました。

新川和江先生が8月に天上へ旅立たれました。新川和江先生には、詩誌「ラ・メール」でお世話になっておりました。

高橋順子先生はエッセイで、新川和江先生は「詩の母」である、と名付けられました。

まさにぴったりの「詩の母」!

わたしも追悼文を書きました。

黒田杏子先生とのとっておきの思い出を、あかり俳句会の会員様にエッセイを書いていただきました。

二人の偉大な先生!

黒田杏子先生は8月10日生まれ。新川和江先生の御命日は、8月10日。

8月10日は、わたしにとって祈りの日となりました。

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「俳句界」1月号 やまとことばの魅力

「俳句界」1月号の やまとことばの魅力の特集で、「やまとことば、愛し」を寄稿いたしました。やまとことばが句にもたらす効果という課題がありました。

思えば、十代のわたしが初句会で感動した山口青邨先生の俳句は、そのやまとこばにしびれていたことに気が付きました。

俳句はやまとことばの魅力を活用している文芸なのでした!

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「俳句四季」1月号 わたしの歳時記

  

「俳句四季」1月号の 「わたしの歳時記」のページで、季語の「初日」を担当いたしました。「あかり俳句会」のメンバーによる初日の作品30句が並びました。初日の名場面が揃いました!わたしは、初日のエッセイを書きました。

まつすぐに吾が身貫きたる初日  里美

もうすぐ、初日とは… 焦る…

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「あかり」ウクライナに到着

小誌「あかり」に参加してくれたウクライナのヴラディスラヴァ・シモノヴァさん。

「あかり」2号に俳句10句とエッセイを発表されました。(和訳はわたし)

7月に送ったので、配達までひと月以上かかりました。戦渦のなかを郵送してくださった方々に感謝です。シモノヴァさんも喜んでくださって、わたしもうれしいです。

下のサイトは、シモノヴァさんのFB投稿です。

https://www.facebook.com/share/p/QeJx4d9wPRQA8dp5/?mibextid=WC7FNe

「江古田文学」116

浅沼 璞氏の「俳句における季語の境界―無季俳句からの照射」(『江古田文学』116)に、小誌「あかり」の創刊号に掲載したヴラディスラバ・シモノヴァさんの俳句とエッセイが引用されました。

浅沼氏の論は、新興俳句運動における、季題季語を超える新たな「題」「語」の創出としての「戦争」という語についての考察が展開されていました。シモノヴァさんの戦争俳句に注目されたのです。

シモノヴァさんの戦争の作品に、季語のない俳句はありますけれど、季語を入れた戦争の俳句もあります。季語のない作品は、私なりに彼女の作品から季語のように解釈して季語を入れる翻訳は可能でしたけれど、作品を忠実に翻訳いたしました。彼女は、季語を入れる余地のない作品のときに、季語を入れないのかしら。ご本人は、どのようにお考えなのか伺ってみたいですね。

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「あかり」vol.2発行

年2回発行の「あかり」の第2号をようやく発行いたしました。

「あかり」2号には、あかり俳句会のみなさまの俳句とエッセイの力作をはじめ、

作家の森 詠先生による黒田杏子先生とのご交流のエッセイ、

十三回忌の眞鍋呉夫先生特集、

「あなたのHAIKU」として Ms.Abigail Friedman から俳句とエッセイ、

俳句の教育現場のレポート、

作家の森 千春先生のエッセイなど盛りだくさんです。

ウクライナの Ms.Vladislava Simonova は創刊号に続き、俳句とエッセイを送ってくれました。

私も「晩年の眞鍋呉夫先生」などをあらたに書きました。

一刊をすべてPDFで、自宅編集です。表紙はフランス在住の息子がイラストレータで。

文字化けと闘いながら、最後にみごと負けて誤字があり、反省しています。心よりお詫び申し上げます。

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「俳句界」7月号  セレクション結社

「俳句界」7月号にセレクション結社として、「あかり」を3ページにわたってご紹介いただきました。あかり俳句会のコンセプトなどをお伝えしています。

編集長の松本佳子様が、撮影してくださったカラー写真も6ページ目にあります。

北鎌倉の浄智寺で撮影。五月の木漏れ日が綺麗なこと!

「今日が一番若い日」といったのは、コシノジュンコさんでしたかしら。

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「俳句四季」7月号 今月の華

「俳句四季」7月号の〈今月の華〉という頁に、俳句とエッセイと写真をご掲載いただきました。

西井洋子社長が自らカメラをかっこよく構えて撮影してくださったのです。

北鎌倉の浄智寺で。ちょうど、ほととぎすが鳴き始めて、うれしいと思った笑顔かもしれません。

西井社長はプロ級!実物以上に撮れているかも。

エッセイは思い出ばかり、楽しく書かせていただきました。

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名園を歩く 「俳壇」5月号

「俳壇」5月号(本阿弥書店)の「名園を歩く」に拙句と拙文を寄稿いたしました。

「名園」として、北鎌倉の円覚寺さまを、ご紹介いたしました。

円覚寺さまには、不思議なご縁もあります。

かつていただいた駿河梅花文学賞を主催されたのは、沼津の大中寺さまですが、臨済宗円覚寺派でした。大中寺で、横田南嶺管長さまに二度、お目にかかりました。法話を賜り、お茶席もご一緒させていただきました。

そして、亡父の小さな墓を円覚寺さまにお守りいただくことになりました。

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「俳句四季」3月号 続・続令和の新創刊

「俳句四季」3月号に、続・続令和の新創刊として、小誌「あかり」をご紹介してくださった。

4月に「あかり」刊行記念会を北鎌倉で開催する。

20数年のおつきあいではじめてお会いする会員様、富山から駆けつけてくださる会員様もおられ、今からどきどきしている。

食事と句会と吟行を楽しむ一日となる。

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