ホストファミリーと俳句の魔法

わが子がニュージーランドのホームステイでお世話になったご夫妻が、来日されて、

鎌倉を一日ご案内しました。

長谷の大佛へ向かうと、修学旅行の小学生にご夫妻が囲まれました。

子供たちは英語の授業の宿題らしく、たどたどしい英語でご夫妻に質問を浴びせました。

お二人はうれしそうに子供たちとの交流を喜ばれました。

私は俳句の話もご夫妻にすこし伝えて、「NHK俳句」の俳句の魔法について話したのですが、

The magic of Haiku

  なんて、英語で伝わったかしら?

おかげさまで「俳句の魔法」は読者からもご好評だそうです。

6月号は「季語の魔法」として、季語についてたっぷりと書きました。

もうすぐ7月号も発売です。

角川「俳句」3月号や「俳句界」6月号に発表した拙句のご鑑賞文もたくさん賜りました。

「麻」4月号 川島一紀様

「湧」4月号 武田和代様

「風土」5月号 中根美保様

「銀化」5月号 飯島士朗様

「回廊」5月号 日比野さき枝様

「香雨」6月号 佐藤博美様

「燎」6月号 蔵多得三郎様

「松の花」6月号 松尾清隆様

お心のこもったご鑑賞文をありがとうございました。

「藍生」6月号に「金の沓の君」という

黒田杏子先生の第一句集『木の椅子』の鑑賞文を書きました。

38年前に、初対面の黒田先生からいただいた句集です。

私の人生を変えた一書です。

めぐりめぐって鑑賞文を寄稿できて

感慨深いです。

磨崖佛おほむらさきを放ちけり  黒田杏子