祇園祭 吉符入り

7月1日、京都で祇園祭がはじまります。

この初日を吉符入り(きっぷいり)といって、八坂神社に山鉾町の関係者が集まり、神職のお祓いを受けて祭期間の無事を祈願します。

写真は、お祓いが済んで、八坂神社の本殿からあらわれたお稚児さんです。

お稚児さんは、「神の使い」とされ、祇園祭の最大の見せ場の山鉾巡行の先頭を行く長刀鉾で、注連縄を切って巡行をスタートさせます。

皆の眼が、彼に集中しました。報道のカメラマンをはじめ、お稚児さんを追いかけます。

白塗りの端正なお顔立ち。かなりの高さのぽっくり下駄です。

そばで、お稚児さんのお母さまと思われる方が、心配そうに見守っていらっしゃいました。

   かつと朝日や吉符入お稚児さん   里美

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