エール

しばらくご無沙汰いたしまして、申し訳ございません。
熊本地震の早期の終息と被災地の支援と復興を願っています。

被災された方々にエールを送るような俳句ってあるだろうか。
そんな考え自体おこがましいけれど、文学は人を励ますものでもあるべきだろう。

まず、自作を探してみた。

   惜しみなく子を抱きしめよ大文字   里美 
                 (『家族』)

この拙句は、夫が単身赴任していて、久々に再会した家族で大文字を観ているときに詠んだ一句。
句帳に書いてから、なんだか、先祖の声のように思えてきたことも。

地震におびえて不安な子供を抱きしめて勇気づけてあげたい。
ささやかなエールですけれど。
            

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