ぬまづ文芸賞 随筆部門入選 & 鎌倉全国俳句大会 黒田杏子賞 

あたたかい日和も明日までとか。
みなさま、お元気でいらっしゃいますか。

こちらの近況報告など。
角川の『俳句』12月号に、「山口青邨の名句の省略」を書きましたので、ご一読いただければ幸いです。
青邨先生の名句には、ほんとうにうっとりします。

こちらは、名句にはほど遠いのですが、
先日、鎌倉全国俳句大会の当日句の選で、黒田杏子賞をいただいてしまいました。

 祖母編んで母の編みたすショールかな   里美

このことをわたしの母に伝えたのですが、すこしは喜んでくれたかな?
朝日カルチャーセンターの受講生の方がたも入選されていて、うれしいことでした。

ぬまづ文芸賞の随筆部門で拙文「眞鍋呉夫先生の晩年」が入選も。
沼津は、駿河梅花文学大賞でご縁があったので、以前書いたものを出してみました。
久しぶりに沼津の大中寺へ伺いました。
お庭の小菊が、まぶしいほどの盛りでした。
   

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NHK全国俳句大会

1月24日、NHK全国俳句大会に出掛けました。

この大会の予選の選考委員を務めていました。
応募総数、42504句。その中から各選者に選ばれることは、光栄の至りです。

黒田杏子先生も選者でした。以下は先生の選ばれた三句です。

 朝顔の咲いていた筈ヒロシマ忌   荒田苔石

 クリスマス老人はただ街に出る   清水俊夫

 アマゾンの日焼け一生の宝とす   佐藤あさ乃

朝顔の作品は、大会賞にも選ばれました。
荒田さまも黒田先生も壇上で大喜びでした。
黒田先生のご選評を写します。

 原爆忌・広島忌の俳句は毎年数多く詠まれています。しかし、この句に出会ったとき、ハッとしました。八月六日、その朝早く、広島の市民の庭には涼やかに朝顔が開いていたと思われます。そののち原爆投下。これまで出会ったヒロシマ忌の句の中で私の心にもっとも深く刻まれた一行でした。

一瞬に消えた朝顔。種をまいて大切に育てていた人々・・・。
かなしみの名句にじんとします。

名句のあとに恥ずかしいですが、角川の『俳句』2月号に12句を載せていただきました。
タイトルは「先生」です。

この寒中、みなさまどうぞお大切になさってくださいませ。

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梅ひらく 近況2015

あけましておめでとうございます。
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ためしに作ったブログですが、ものの見事に、三日坊主でした・・・

子供の受験、就職、独立、親の病と続きました。

俳句の近況を思いつくままに。

朝日カルチャーセンター湘南で「こんにちは、俳句」の講座がおかげさまで軌道に乗り、
共感と笑い声の響く教室になりました。
「はじめまして、俳句」の新講座も始まりました。

角川の『俳句』で「名取里美が評するKADOKAWAの新刊」を一年間担当し、
42冊の書評を書かせていただきました。

宮坂静生主宰の「岳」で作品評を書かせていただきました。

和田耕三郎代表の「OPUS]で作品評を書かせていただきました。

中村和弘主宰の「陸」で同人作品評を書かせていただきました。NHK出版の『NHK俳句』でエッセイと作品評を書かせていただきました。

瀧澤和治代表の「今」で作品とエッセイを書かせていただきました。

創刊25周年の「藍生」で地元、鎌倉のエッセイを12回連載させていただきました。

 「藍生」に「俳句とわたし」のエッセイと作品を載せていただきました。

「藍生」の支部、海燕の会の仲間の浅井敏子さまの句集『幼なじみ』の跋文を書かせていただきました。

NHK学園と朝日カルチャーセンターの講座で俳句添削をさせていただきました。

まさに俳句列島日本の俳句の豊饒に圧倒された日々です。

そういえば、思いがけなく
第13回鎌倉全国俳句大会の当日句で鎌倉全国俳句大賞をいただきました。

  帯解の唇に一筆母の紅      里美

俳人協会全国大会の当日句で特選にも。

  晩年の映るみづうみ澄みにけり   里美

年末に狭庭の梅が早くもひらきました。
みなさまのますますのご多幸の新年をお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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