春の雪

昨日の近所の夕桜です。

今朝目が覚めたとき、あっと思った。

あれは、「春雪」ではなく、「春の雪」だと。

拙句のことである。

  春の雪あひふれあへば雪のまま   里美

この方がよかった。。。と反省したしだい。。。

わたしは目覚めた瞬間に、いろいろ気づきます。

みなさまもそうでしょうか。

朝日カルチャーセンター湘南の俳句講座も5年目に入ります。

4月からも富士山の見える教室で、たくさん感動したいです。

みなさまの桜花の佳き日々を思っています。

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大中寺

お近くの桜は、ひらきましたでしょうか。

今日は、静岡県沼津市の大中寺をご紹介いたします。

立派な門です。

どきどきとこの門を初めてくぐったのは、かれこれ16年前です。

駿河梅花文学大賞の授賞式だったのです。

その日、私は慣れない着物を着て、沼津の駅に降りたったとき、見知らぬ方に呼び止められました。

「裾がほつれています。直してあげましょう」

驚き焦る私!

洋裁店を営むその女性は、親切に駅前のお店で縫ってくださいました。

そして、私はこの門に到着したのでした。

大中寺の広い境内に、駿河梅花文学賞の碑があります。

賞の選者の先生方の作品とお名前が彫られています。

天上に旅立たれた先生もおられます。

おひとりおひとりにいただいたお言葉が今も心に響きます。

駿河梅花文学賞大賞の受賞者名も彫ってくださいました。

境内の梅林は名花ぞろいです。

本堂には、眞鍋呉夫先生の作品の書が飾られています。
那珂太郎先生の作品も。

恥ずかしながら、私が大中寺の住職の下山光悦さまの母上を詠んだ句も飾ってくださっています。奥のお座敷にある、著名な文学者直筆の作品の格天井は見上げてうっとりいたします。

梅ひらく母晩年のにぎりめし  里美



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「週刊俳句」

御神渡りの氷もすっかり溶けてしまった、昨日の諏訪湖です。

お見舞いで慌ただしく、水辺を歩くこともできずに帰ってきました。。。

「週刊俳句」に拙句を10句載せていただきました。

ご覧いただければ幸いです。

http://weekly-haiku.blogspot.jp/

諏訪湖の桜は、まだ蕾でした。

今日はふくらんでいるかしら。

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老師さまの禱り 「かまくら春秋」1月号

「かまくら春秋」1月号に、「老師さまの禱り」というエッセイを書かせていただきました。

「新・鎌倉 みほとけ」という連載です。

鎌倉には、数々のみほとけさまがいらっしゃいます。

今回は、建長寺三十四世、円覚寺二十四世を歴任された明巌正因(みょうがんしょういん)老師の頂相彫刻についてのエッセイです。

禅宗では、師の写実的な像の頂相は、もっとも敬慕されています。

この像は、鶴岡八幡宮の国宝館にあります。

「かまくら春秋」という雑誌は、里見弴の弟子である伊藤玄二郎編集長による月刊誌で、この号で573号と49年の歴史があります。

タウン誌のようでいて、中身は、鎌倉、湘南をテーマにした文芸誌で、読み応えのある文章がいっぱいです。

私も十代のころから愛読していたので、拙文なりとも、寄稿できたことがうれしくて。

よろしかったらご覧くださいませ。

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わたしの代表句 2017

芭蕉が凡兆に「一世のうち秀逸三五あらん人は作者、十句に及ぶ人は名人なり」と語った言葉がある。

この言葉に対して、芥川龍之介は、

名人さへ一生を消磨した後、十句しか得られぬと云ふことになると、俳諧も亦閑事業ではない。しかも芭蕉の説によれば、つまりは「生涯の道の草」である! 

                   

と『芭蕉雑記』に述べる。

そうか、生涯の道の草であるから、なるほど吟行は道草の風情である。

ときどき、「あなたの代表句を十句」と求められる。

掲載は光栄なことであるが、十句は緊張する数である。

先日、わたしが角川の「現代俳人名鑑」に掲載した十句は以下である。

  濡燕玉砂利深くなりゆくも     『螢の木』

  十月の柳の下に櫂ひとつ      『螢の木』

  城壁に薔薇の実紅く人とゐる    『螢の木』 

  月の海乳張る胸のしびれけり    『あかり』

  白梅や生れきて乳を強く吸ひ    『あかり』

  まつすぐに汐風とほる茅の輪かな   『家族』

  露の玉強き光となつて消ゆ      『家族』

  あはうみの汀かがやく梅雨入かな   『家族』

  大切なもの見えてくる螢かな     『家族』 

  野葡萄のはや海のいろ空の色     「藍生」

この十句を超える俳句を、生涯の道草をしながら書きすすめよう!

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鎌倉さんぽ 「NHK俳句」10月号

「NHK俳句」の10月号に、「旅を詠む 鎌倉さんぽ」として、記事を書きました。

7月7日の取材でした。

NHK出版の二人の編集者様、カメラマンの板野賢治氏と鎌倉を巡りました。

手配車のドライバーの方は、NHKの大河ドラマ「直虎」にご出演のかっこいい俳優さんでした。

一日でこんなに鎌倉を廻れるのかと驚くほど、方々を訪ね、いろいろな発見がありました。

編集者の方からは楽しかったとご感想をいただきました。

四十年ほど住んでいるのに、鎌倉を不勉強でした。鎌倉を学ぶよい機会になりました。

まとめた拙い記事ですが、板野氏の写真が素晴らしいので、ぜひご覧くださいませ。

     素足なり海より生れきし心地   里美

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祇園祭 吉符入り

7月1日、京都で祇園祭がはじまります。

この初日を吉符入り(きっぷいり)といって、八坂神社に山鉾町の関係者が集まり、神職のお祓いを受けて祭期間の無事を祈願します。

写真は、お祓いが済んで、八坂神社の本殿からあらわれたお稚児さんです。

お稚児さんは、「神の使い」とされ、祇園祭の最大の見せ場の山鉾巡行の先頭を行く長刀鉾で、注連縄を切って巡行をスタートさせます。

皆の眼が、彼に集中しました。報道のカメラマンをはじめ、お稚児さんを追いかけます。

白塗りの端正なお顔立ち。かなりの高さのぽっくり下駄です。

そばで、お稚児さんのお母さまと思われる方が、心配そうに見守っていらっしゃいました。

   かつと朝日や吉符入お稚児さん   里美

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鎌倉俳句&ハイク年間大賞

ご無沙汰いたしました。

みなさま、お元気でいらっしゃいますか。

当方はつつがなく過ごしておりました。

朝日カルチャーセンター湘南の私の俳句講座にご参加してくださっている、水野秋夫氏が、平成28年度の鎌倉俳句&ハイクの年間大賞の最優秀賞をご受賞されました。

  波音に春を乗せくる由比ヶ浜    水野秋夫

詩情たっぷりの素敵な作品です。

写真は鎌倉文学館の庭で行われた受賞式の記念撮影です。

鎌倉俳句&ハイクは、鎌倉の観光スポットに置かれている俳句ポストに投稿された俳句作品の中から選出されます。

選者は、星野椿先生と星野高士先生です。

年間9700句ほどの投稿の中から、一等賞ですから、水野さま、おめでとうございます!

ご選評で、星野椿先生は、「由比ヶ浜というと、私どもの暮らしていたところですから思いの強い地名です。

虚子の〈浪音の由比ヶ浜より初電車〉句がありますが、〈春を乗せくる〉という詩心は素晴らしいと思いました」

と褒めてくださいました。

水野氏は、日々、俳句に勤しんでおられるようです。私の俳句講座でも、毎回、名句をご披露されます。

私のつたない講評を聴くのが、至福のときです、とおっしゃってくださいます。

水野さまのますますのご健吟をお祈り申し上げます。

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文語文法攻略法 角川「俳句」4月号

桜のときとなりました。
庭の実生の桜の若木に、蕾が去年より増えて楽しみにしています。
たぶん裏山の山桜の若木です。

角川の『俳句』四月号に俳人のための文語文法攻略法として、動詞の活用の要点をまとめました。
簡単手短にすっきり理解できるように、まとめたつもりです。
若井新一先生から「よくまとめたね、ありがたい、貼っておくよ」と
お褒めのお電話をいただきました。
ほっと一息です。
片山由美子先生から「とてもわかりやすく、スッキリまとめられていて120点では!」
とメールをいただきました。
うれしい・・・
片山先生には、「蹴る」の活用についてご助言を賜っていました。

ご活用いただければ幸いです。

花あれば西行の日とおもふべし  角川源義

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ぬまづ文芸賞 随筆部門入選 & 鎌倉全国俳句大会 黒田杏子賞 

あたたかい日和も明日までとか。
みなさま、お元気でいらっしゃいますか。

こちらの近況報告など。
角川の『俳句』12月号に、「山口青邨の名句の省略」を書きましたので、ご一読いただければ幸いです。
青邨先生の名句には、ほんとうにうっとりします。

こちらは、名句にはほど遠いのですが、
先日、鎌倉全国俳句大会の当日句の選で、黒田杏子賞をいただいてしまいました。

 祖母編んで母の編みたすショールかな   里美

このことをわたしの母に伝えたのですが、すこしは喜んでくれたかな?
朝日カルチャーセンターの受講生の方がたも入選されていて、うれしいことでした。

ぬまづ文芸賞の随筆部門で拙文「眞鍋呉夫先生の晩年」が入選も。
沼津は、駿河梅花文学大賞でご縁があったので、以前書いたものを出してみました。
久しぶりに沼津の大中寺へ伺いました。
お庭の小菊が、まぶしいほどの盛りでした。
   

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