7月7日、東京四季出版の第22回七夕まつりに参加いたしました。
こんな素敵な冊子が用意されていました。


俳句四季大賞の中村和弘先生、俳句四季特別賞の森田純一郎先生はじめ、俳句四季新人賞、奨励賞、「俳句四季」全国俳句大会の大賞、優秀賞ならびに各賞のご授賞のみなさま、誠におめでとうございました!
東京四季出版の西井洋子社長を筆頭に、上野佐緒編集長、野嵜陽子様はじめみなさま、素晴らしい大会をありがとうございました!
蜂谷一人先生の映像を交えたご講演にも感銘。父がTVのプロデューサーだったので、映像の作り方と俳句の関係に聴き入りました。
わたしは全国俳句大会の予選選者を務めたのですが、3分ほどのスピーチを頼まれていました。選句ということで、山口青邨先生の選句の思い出をお話しました。
山口青邨先生が「夏草」600号記念行事で会員対象の俳句、随筆、論文のコンテストを企画されたのですが、その選考に対しておこなった青邨先生の真摯な懸命さについてをお話しました。94歳を超えた青邨先生は2年ほどかけて選考されました。応募作品を熟読されて、編集長の斎藤夏風さんに音読させたりして選考されたそうです。最終選考は、入院先の東大病院のベッドの上でした。斎藤夏風さんが「これでよろしいでしょうか」と聴くと、「おやりなさい」と。
コンテストの結果に順位はなく、最終選考に残った方がたのお名前が掲載されました。なんと私の名前も末尾にありました。この青邨先生の選考のご努力は、先生の死後に知らされたので、いっそう会員の胸を打ったのでした。青邨先生の足元にも及びませんが、私は選句の心得として青邨先生の真剣さを肝に銘じています。

懇親会後半のスピーチだったので、緊張して、美味しいお食事もあたふたと。
辻村麻乃さまからいただいたお写真をシェアさせていただきました。ありがとう!麻乃さん。
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