黒田杏子先生の急逝に悲しむ日々、これからの行く末を案じました。
傷心のわたしに、新しい会を立ち上げることを、諸先達が勧めてくださいました。
黒田杏子先生が、月刊『かまくら春秋』(かまくら春秋社)の新しい俳壇の選者に、名取をご推薦くださっていました。社主の条件は、選者が結社の主宰であることでした。
名取里美 は微力ながら、山口青邨先生と黒田杏子先生という偉大な俳人と初心に出会え、四十年間も句座を共にし、ご指導を受けた身として、おふたりの俳句精神を受け継いでゆかなければならないと覚悟いたしました。
眞鍋呉夫先生からは、「生粋の詩人の系譜を君に承け渡したからね」とお言葉をたまわりました。
「あかり俳句会」の「あかり」は、日光、月光、水の光、花の光、あなたの光を思い、名付けました。
これからも俳句の同志として、みなさまとご一緒に俳句を研鑽してゆけたらと願っています。
「あかり俳句会」のホームページは、ただいま制作中です。後ほど、こちらの「名取里美の俳句の魔法」のサイトで、ご案内申し上げます。
引きつづき、何卒よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、みなさまのますますのご健筆をお祈り申し上げます。
名取里美
★
★
★