鎌倉俳句&ハイク年間大賞

ご無沙汰いたしました。

みなさま、お元気でいらっしゃいますか。

当方はつつがなく過ごしておりました。

朝日カルチャーセンター湘南の私の俳句講座にご参加してくださっている、水野秋夫氏が、平成28年度の鎌倉俳句&ハイクの年間大賞の最優秀賞をご受賞されました。

  波音に春を乗せくる由比ヶ浜    水野秋夫

詩情たっぷりの素敵な作品です。

写真は鎌倉文学館の庭で行われた受賞式の記念撮影です。

鎌倉俳句&ハイクは、鎌倉の観光スポットに置かれている俳句ポストに投稿された俳句作品の中から選出されます。

選者は、星野椿先生と星野高士先生です。

年間9700句ほどの投稿の中から、一等賞ですから、水野さま、おめでとうございます!

ご選評で、星野椿先生は、「由比ヶ浜というと、私どもの暮らしていたところですから思いの強い地名です。

虚子の〈浪音の由比ヶ浜より初電車〉句がありますが、〈春を乗せくる〉という詩心は素晴らしいと思いました」

と褒めてくださいました。

水野氏は、日々、俳句に勤しんでおられるようです。私の俳句講座でも、毎回、名句をご披露されます。

私のつたない講評を聴くのが、至福のときです、とおっしゃってくださいます。

水野さまのますますのご健吟をお祈り申し上げます。

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